ハム杉谷が華麗な併殺プレー披露 ABL公式ツイッター「何度でも見たくなる」
第1打席にヒットでつなぎ、先制機を呼ぶ
オーストラリアで開催中のオーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)に参加している日本ハム杉谷拳士内野手が4日、年明け初戦となるシドニー戦で3度の併殺プレーを完成させた。ABL公式ツイッターでは、7回の併殺プレーの動画を公開。その華麗な動きを「何度でも見たくなる」と絶賛した。
2018年の初戦となったこの日。ブリスベンに所属する杉谷は「2番・二塁」で先発した。打席では、1回無死一塁の場面でセンターへの安打で出塁。先制好機をつないだ。だが、この日の見せ場は守備だった。
1回裏、無死一塁から二塁へ飛んできた打球を処理し、4-6-3のダブルプレーを完成させると、同点に追いつかれた直後の4回1死一塁の場面では、二塁ベースカバーに入って6-4-3の併殺プレー。相手の反撃の芽を摘んだ。
さらに、4点リードで迎えた7回には、難しいショートバウンドの打球を逆シングルで掴むとすかさず二塁に送球し、4-6-3の併殺プレーを生み出した。ABL公式ツイッターでは、このプレーを「ケンシ・スギヤのダブルプレーを何度でも見たくなるだろう」とのコメントを添えて紹介。驚きの表情を浮かべた絵文字を3つ並べて、華麗なプレーを称えた。
昨年末から豪州でプレーし始めた杉谷だが、わずか出場5試合目にして存在感を示しているようだ。