ロッテ山室球団社長、50周年の飛躍宣言「野球でもチバニアン。千葉時代が来る」

チームスローガン「マクレ」のジェスチャーをとる山室球団社長【写真:細野能功】
チームスローガン「マクレ」のジェスチャーをとる山室球団社長【写真:細野能功】

5日に仕事始め、山室球団社長「全員でマクレを唱和したい」

 ロッテは5日、ZOZOマリンの球団事務所で仕事始めを迎え、山室晋也球団社長が年頭の挨拶で「50周年節目の年。全てがチャレンジ。井口マリーンズで大きくチームは変わろうとしている。新しい風を吹かせてくれると思う。チバニアンが話題だが、野球でもチバニアン。千葉時代が来ると思う」と改めてロッテ新時代を宣言した。今年は球団名が東京オリオンズからロッテオリオンズになって50年目。球団50周年で初の黒字化を目指している。

 昨季は6年ぶりの最下位で集客も5パーセントダウンしたが、入場料収入、グッズ、飲食の売り上げは過去最高を記録した。球団単体の赤字幅も6億円に圧縮。黒字化へ向け、野球専用人工芝の張替え、照明もLEDに変更するなど総工費15億円をかけてリニューアル工事が進んでいる。

 井口新監督を迎え、チームスローガンも「マクレ」に決定。最下位から2005年以来のリーグ優勝を掲げ、マイク・ボルシンガー(元ブルージェイズ)、エドガー・オルモス(3Aポータケット)の両投手の獲得も発表。メジャー42発のマット・ドミンゲスの獲得も視野に補強を急いでいる。山室晋也球団社長は「打ちまくれ、勝ちまくれ、来場者も増えまくれ。全員でマクレを唱和したい」と決意を込めた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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