長打率6割超の大砲候補に俊足巧打の19歳、甲子園V腕…西武2018年期待の若手
山川、源田ら野手の台頭が際立つ近年の西武
夏場に怒涛の13連勝をマークし、逆転でパ・リーグ2位に食い込んだ2017年の西武。クライマックスシリーズファーストステージでは楽天に苦杯を喫したものの、辻発彦監督の就任1年目は、収穫の多い1年となったことだろう。
後半戦に山川穂高が覚醒し、ルーキーの源田壮亮が新人ながら遊撃手としてフルイニング出場を果たした。11勝を挙げた野上亮磨がFAで巨人に移籍したことは痛手であるし、投手陣には手薄な感がまだ残るが、強力な打線を作り出す野手陣を中心に、戦力層は着実に厚みを増してきているといえるだろう。
FAでの主力選手の流出などがありながらも、若手、特に野手での若手の台頭が目立つのが、近年の西武の特徴。それは2018年も同様で、楽しみな若手は多い。そこで、今季の台頭が期待される若手を3人ピックアップしてみたい。