松坂大輔はRソックス世界一導いた「最大の補強」 MLB公式が07年の躍動に再注目
過去26年のワールドシリーズ王者が行った「補強」を特集
来季も西武と契約を結び、41歳のシーズンを迎える松坂大輔投手。“平成の怪物”が彩ってきたキャリアは日米で色あせることはない。MLB公式サイトでは、各年のワールドシリーズ制覇チームにおいて重要だった補強を特集。2007年に世界一に立ったレッドソックスでは、松坂の名前を挙げている。
「これらのオフの補強がタイトルにつながった」との見出しで掲載された記事では、「ワイルドカード導入以降、ここ26年のワールドシリーズチャンピオンたちが行った最大の補強を振り返ろう」と言及。ドジャースが32年ぶりに世界一となった今季は、2月にトレードでレッドソックスから移籍したムーキー・ベッツを選出した。
2007年に西武からポスティングシステムを利用してレッドソックスに移籍した松坂は、その年に15勝12敗をマーク。ロッキーズとのワールドシリーズ第3戦では先発を任されて勝利投手となり、世界一に貢献した。
記事では契約の経緯に触れつつ「右腕のMLBキャリアは最終的にうまくいかなかったが、2007年は大変素晴らしく、200イニング超に投げて平均以上(ERA+108)とし、ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦とワールドシリーズ第3戦で勝利投手となった」と総括。怪物のメジャー1年目は、今振り返っても鮮やかだった。
(Full-Count編集部)