岩隈久志が広背筋の張りで15日間DL入り 0勝1敗、防御率6.61と不調
球団公式サイトで発表、復帰は最短で5月6日
マリナーズの岩隈久志投手が、広背筋の張りで15日間の故障者リスト(DL)入りしたと球団公式サイトが発表した。
岩隈は今季3試合に先発し、0勝1敗、防御率6.61。抜群の安定感を誇る右腕らしくないピッチングが続いていた。20日のアストロズ戦では5回1/3を投げ、2本塁打を含む5安打4失点で勝敗はつかなかった。今季は球速は落ちていたが、「フィジカル的には問題ない」と岩隈は語っていたという。
26日のツインズ戦への先発はなくなり、4月21日にさかのぼってDL入り。復帰は最短で5月6日のエンゼルス戦から可能となる。岩隈の代わりに傘下3Aの抑え左腕ルーカス・リットキー投手がアクティブ・ロースター入りした。
岩隈は2013年に33試合に先発し、14勝6敗、防御率2.66の好成績でサイ・ヤング賞投票の3位に入った。14年は28試合に先発して15勝9敗、防御率3.52。今季は、2001年シーズン以来のプレーオフ進出を目指すマリナーズで「キング」の愛称で知られるフェリックス・ヘルナンデス投手と並ぶ「2枚看板」として、期待を集めていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count