上原浩治、1回2Kで今季3セーブ目&防御率0・00維持、レ軍は首位キープ
田澤は今季初失点も4ホールド目、連敗を2で止める
レッドソックスの上原浩治投手が24日(日本時間25日)の敵地オリオールズ戦で9回裏に登板。2本のヒットを浴び、1死一、三塁のピンチを招いたが、後続をシャットアウト。2三振を奪い、7-5の勝利に貢献、今季3セーブ目(1勝)を挙げた。ここまで4試合に登板し、無失点。防御率0・00をキープしている。レッドソックスは連敗を2で止め、ア・リーグ東地区でヤンキースと同率首位をキープしている。
絶対守護神は苦しみのピッチングだった。先頭打者のジョセフに対する2球目をレフト前に運ばれて、ノーアウトでランナーを出してしまう。続くスナイダーは8球粘られながらも空振り三振を奪うが、ピアースにはレフト前ヒットを浴び、1死一、三塁の大ピンチを迎える。
しかし、ここで右腕は奮起。マチャドをショートフライに仕留め、最後はパレデスを空振り三振に仕留めた。ピンチを切り抜け、オリオールズの強力打線を無失点で抑えた。
上原は1イニングで23球を投げ、ストライクは16球だった。2009年シーズン、巨人からメジャー挑戦時に移籍した最初の球団から今季3セーブ目を手にした。3点リードの8回に登板した田澤純一投手は強打者クリス・デービスにソロホームランを浴び、今季初失点を喫したが、今季4ホールド目を手にしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count