女房役の會澤も「男気を感じる」 藤浪の内角球に激怒の黒田が熱投で3勝目

會澤は3打点の活躍で援護「黒田さんに勝ちがついて良かった」

 広島の黒田博樹投手が25日、本拠地での阪神戦で6回9安打3失点と熱投し、3勝目(1敗)を挙げた。開幕から5試合連続のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)。広島は12安打11得点と打線が爆発して黒田を援護し、11-3で快勝した。

 この日は女房役の會澤が2安打3打点の活躍。試合後にお立ち台に立つと「黒田さんに勝ちがついて良かったです」と話した。

 黒田は2回1死一塁の場面でバントの構えを見せると、相手先発・藤浪から厳しい内角球を続けられて激怒。2、3球目は尻もちを突くほどのきわどいコースだった。立ち上がって鬼の形相で詰め寄ろうとし、両軍の首脳陣、選手が飛び出す一触即発の事態に。その後も熱投を続けた黒田にとっては、まさに怒りの1勝となった。

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