メジャー屈指の遊撃手の“合気道トレ”に名将が期待「強く、しなやかに…」
来日&“合気道トレ“のリンドーアに名将が期待、負傷も「心配なし」
昨年末に日本を訪問し、合気道の道場を訪れたことが話題となったインディアンスのフランシスコ・リンドーア内野手に対して、名将がさらなる“パワーアップ”を期待している。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が、合気道で道場の畳に転がされるリンドーアの映像とともに伝えている。
リンドーアは昨年12月、自身のツイッターで写真を投稿。白い道着に身を包み、道場で正座する姿とともに「稽古の準備は出来ているぜ!」とつぶやいた。「Tokyo」「Aikido」というハッシュタグも添えており、都内で合気道にチャレンジしたことを明かしていていた。
今月10日(日本時間11日)にMLBネットワークの「Hot Stove」に出演したインディアンスのテリー・フランコーナ監督は、この出来事について言及。「Cut4」では「フランシスコ・リンドーアがカラテを学ぶ、テリー・フランコ―は酷い目に合わないことを望んでいる」とのタイトルで記事を掲載。実際には「空手」ではなく「合気道」だったが、攻守両面でメジャー屈指の遊撃手とされるリンドーアが師範と思われる男性に左腕を掴まれ、難なく転がされる様子の動画を見て、指揮官が話をしたという。
記事では「ティト(フランコーナ監督の愛称)はリンドーアの安全について心配していないようだった」と指摘。合気道による負傷の心配などはなかった様子で、むしろ「彼はリンドーアがかつてないほど強く、そしてしなやかになってスプリングトレーニングに来ることを望んでいる」と伝えている。日本の武道を学ぶことにより、野球でもさらなるレベルアップをしてほしいと望んでいるようだ。
インディアンスは昨季、レギュラーシーズンでア・リーグ最多の102勝(60敗)を挙げながら、地区シリーズでヤンキースに2連勝後に3連敗を喫し、敗退した。1948年以来70年ぶりの世界一へ、2016年はゴールドグラブ賞に輝き、昨季は33本塁打を放ったリンドーアの活躍は必要不可欠となる。