菅野智之、巨人残留の決断を米メディアも尊重「絶好のタイミングではない」
今季は巨人でプレーする菅野に「彼にはもう一度挑戦するチャンスがある」
ポスティングが不成立となり今季も巨人に残留することが決まった菅野智之投手。争奪戦になることが予想されたがコロナ禍もあり今シーズンの移籍を断念したが米メディアも右腕の決断を尊重している。
当初はメッツやパドレス、ブルージェイズ、レッドソックスなど複数の球団が獲得に関心を示していたが、新型コロナウイルスの世界的な拡大により移籍市場も停滞。米東部時間1月7日17時(日本時間同8日7時)の交渉期限までに交渉は合意に至らなかった。
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は自身のツイッターで「ここでFAとなるには(タイミング的に)最良の冬ではおそらくなかった。彼にはもう一度、挑戦するチャンスがある」と、来季以降もMLB挑戦の可能性があることを伝えた。
また、ニューヨークの地元メディア「ニュースデイ」のデビッド・レノン記者も菅野の残留について「大して驚くべきことではない」とし、コロナ禍の状況を踏まえ「最近の政府の不安定化もあり、今回海を渡って挑戦するには絶好のタイミングではないと感じる」と菅野の決断を尊重していた。
(Full-Count編集部)