元西武ルブラン、ヤンキースとのマイナー契約合意 メジャーキャンプ招待へ
2015年に西武で8試合登板、昨季はパイレーツで「便利屋」として50試合登板
西武でもプレーしたウェイド・ルブラン投手がヤンキースとのマイナー契約に合意したと米メディアが報じた。メジャーキャンプにも招待選手として参加するという。
ESPNのジェリー・クラスニック記者はツイッターで「フリーエージェントのウェイド・ルブランはヤンキースとのマイナー契約に合意した。メジャーリーグキャンプへの招待とスプリングトレーニング終了時のオプトアウトの権利が含まれている。もしメジャー昇格できたら、年俸は100万ドル(約1億1000万円)となる」と伝えている。
さらに、米全国紙「USAトゥデイ」の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏はツイッターで「ウェイド・ルブランは3月24日か6月15日までにメジャー昇格できなければ、退団を要求できる。メジャーに昇格すれば年俸100万ドルで、マイナーのままならば月給3万2000ドル(約353万円)となっている」と報じた。
ルブランはパドレス、マーリンズ、アストロズなどでプレー後、2015年に西武に加入。8試合登板で2勝5敗、防御率4.23の成績だった。2016年はブルージェイズとマイナー契約を結び、その後マリナーズに移籍してメジャー昇格。9月にはパイレーツに移籍し、この年は2球団で19試合登板、4勝0敗、防御率3.77の好成績を残した。昨季はパイレーツですべて救援で50試合登板、5勝2敗4ホールド1セーブ、防御率4.50。「便利屋」としてフル稼働した。
ヤンキースには2014年にも在籍し、1試合の登板経験がある。田中将大投手とはその時以来の再びチームメートに。また、ヤンキースはダルビッシュ有投手の獲得にも動いていると報じられている。
(Full-Count編集部)