大谷翔平の二刀流実現へ 600発プホルスが「DH」空ける、エ軍オーナー明かす
大谷二刀流へ38歳プホルスが一塁守備練習!? モレノ・オーナー明かす
新天地のエンゼルスでの起用法が注目される大谷翔平。メジャーでの二刀流実現に向けて現地でも熱視線が注がれる中、エンゼルスのオーナー、アート・モレノ氏が、主砲アルバート・プホルスが大谷のためにDHを空け、一塁を守るプランを語った。MLB公式サイトが伝えている。
大谷のために6人ローテの可能性を模索しているエンゼルスは、二刀流実現のために主砲のプホルスに再び一塁を任せることも検討しているという。MLB公式サイトは「プホルスはオオタニのために席を譲る準備ができている」との見出しで特集記事を掲載。モレノ・オーナーが記事の中で「アルバートは今、打撃練習をしていて、内野の守備に取り組んでいる」と明かしている。
今月16日で38歳となったプホルスは昨季も23本塁打、101打点を記録。メジャー通算600本塁打超えを果たし、614本塁打は史上7位、1918打点は同9位に位置する。そんなベテランはカージナルスからエンゼルスに移籍した2012年以降、徐々に指名打者での出場を増やしており、2016年は123試合、昨年は143試合でDHに入った。一方、2004年以降、主戦場とした一塁での出場は2012年に120試合、2014年に116試合だったが、2015年は96試合、2016年は28試合、2017年は6試合と激減している。