DeNAドラ5池谷、総額1000万円の動画解析機器でブルペン29球「直球を強くするため」
球の出所が見にくい投球フォームからのキレのある直球が武器「自分は幸せ者だなと」
DeNAのドラフト5位・池谷蒼大投手(ヤマハ)が16日、神奈川・横須賀市の球団施設「DOCK」で行われた新人合同自主トレで3度目のブルペン入り。総額1000万円とも言われる動作解析機器を使い、直球のみ29球を投げた。「『こういうモノがあるんだ』と驚きで投げる前はワクワクした気持ちでした。本当に環境が素晴らしいところだなと改めて実感しました。金額を聞いて、こういうところで野球をやれる自分は幸せ者だなと思いました」と振り返った。
球の出所の見にくいフォームからキレのある直球を投げ込む左腕。この日は自主トレで初めて捕手が座った状態で投球した。「(動作解析は)やってきたことがなかったので、これからはそういうところも使って自分のモノにしてきたいです。調子が悪くなった時や、自分の長所はストレート。そのストレートを強くするために、どういうフォームにしたらいいかと思った時に、そういう物を使っていけたらいい」と前を向いた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)