メッツGM、わいせつ画像を女性レポーターに送付 球団社長激怒「容赦できない」
女性レポーターへのデートの誘いがエスカレート、わいせつな画像を送付
メッツのジャレド・ポーターGMが2016年に下半身が露出された、わいせつな画像を女性レポーターに送りつけたと米スポーツ局「ESPN」が報じた。
ESPNによると、被害に遭った女性レポーターは海外から米国へ来た特派員。ポーター氏とはメールのやり取りをしていたが、次第にポーター氏の好意を示すメールがエスカレートしていった。2016年8月11日。「ロサンゼルスのホテルで会わないか」と誘いのメールを送られてきた後に、下半身が露出された画像が送られてきたという。
ESPNは2017年に情報をキャッチしていたが、女性レポーターのキャリアへの影響を考慮して報じなかった。ポーター氏は2016年中に女性レポーターへ謝罪メールを送っているという。ESPNの取材に対し、ポーター氏は女性レポーターへメールを送っていたことを認めたものの、「性的なものは私のものではない。それはジョーク写真として出回っているようなものだ」と話している。
41歳のポーター氏はレッドソックス時代にエプスタインGMの“右腕”として活躍。3度の世界一を経験した。当時はカブスのプロスカウト部門でリーダーを任され、昨年12月にダイヤモンドバックスGM補佐からメッツの新GMに4年契約で就任したばかりだ。
メッツのサンディ・アルダーソン球団社長は「メッツはこの問題を真剣に受け止め、全ての従業員にプロフェッショナルで倫理にかなった振る舞いを求めます。ESPNの記事に書かれている行為は間違いなく容赦できるものではありません。この深刻な問題について、事実を再確認して追跡調査します」と声明を出した。
(Full-Count編集部)