田中将大が15日間のDL入り 1か月離脱の可能性も浮上

キャッシュマンGM「右前腕部の張りと右手首の腱炎」

 ヤンキースの田中将大投手が15日間の故障者リスト入り(DL)することになった。現地記者が一斉に速報し、その後、球団の公式サイトでも伝えた。これにより、先発予定だった29日(日本時間30日)のレイズ戦も欠場となり、今後、1か月以上離脱する可能性も出てきた。

 ニューヨーク・デイリーニューズのマーク・フェーンサンド記者は、田中の状態を説明したキャッシュマンGMのコメントをツイッターで速報。同GMは「田中は右前腕部の張りと右手首の腱炎。15日間の故障者リスト入りとなる」と語ったという。同記者は田中が1週間から10日の安静となることを伝えており、約1か月離脱する可能性も指摘している。

 また、地元テレビ局「イエスネットワーク」のジャック・カリー記者は田中がMRI検査を受けたことをツイッターで速報。右手の前腕部に張りが認められたとしている。

 田中はここまで4試合に先発登板し、2勝1敗で防御率3・22。昨年7月に右肘靭帯の部分断裂で保存治療を選択し、2か月半のリハビリを経て復帰を果たした。現在、ヤンキースは31日間で30試合という過酷な日程をこなしている最中で、ジョー・ジラルディ監督も田中ら先発陣の故障防止とコンディション維持を目的に先発ローテーション6人制を部分的に導入し始めたばかりだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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