鷹モイネロは今年も健在 母国キューバでフリー打撃登板、極上カーブで見逃しK斬り
このオフ、モイネロは例年出場しているキューバ国内リーグには出場せず
ソフトバンクの最強セットアッパーとして君臨するリバン・モイネロ投手は2021年シーズンに向け順調な調整を続けているようだ。現在は母国キューバに滞在しているが、すでにフリー打撃に登板。NPB打者を手玉にとった鋭いカーブも健在だった。
全米野球記者協会に所属するユセフ・ディアス記者がツイッターでモイネロの練習風景を動画で公開。練習着でマウントに上がったモイネロは右打者の内角をえぐる直球、そしてスライダーで空振りを奪うと最後は打者の腰が引ける自慢のカーブで見逃し三振に仕留めている。
このオフ、モイネロは例年出場しているキューバ国内リーグには出場しなかった。所属するピナール・デ・リオがプレーオフに出場した場合のみ参戦する予定。地元紙のインタビューでは「レギュラーシーズンに出場しなかったのは、背中の怪我のために休養が必要だと勧められたから。そうしなければ、日本に戻った時にプレーできない状態になってしまう」と明かしている。
昨季は50試合で奪三振率は驚異の14.44を記録し、38ホールドで最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いたモイネロ。リーグ連覇、そして日本シリーズ5連覇を目指すチームで更なる飛躍に期待がかかる。