日本復帰かメジャーか…田中将大の移籍先に米メディアがフィリーズを推す理由
フィリーズはヤ軍入団時のジラルディ監督が指揮
ヤンキースからFAとなっている田中将大投手。8年ぶり日本球界復帰の可能性も噂される中、米テレビ局「CBSスポーツ」がいまだ去就の決まっていないトップFA選手を特集。ヤ軍との再契約が極めて厳しくなった田中の動向についても言及し、ヤ軍で監督と選手の関係にあったジョー・ジラルディ監督が指揮を執るフィリーズへの移籍を勧めている。
同メディアでは、トップFA選手たちが最もフィットする球団というテーマで特集を展開し、田中も全60選手中10位で紹介されている。記事では、古巣・楽天復帰の可能性にも触れながら、田中が大幅な減俸を受け入れるか、ヤンキースが高額年俸の選手をトレードで放出しない限りは、再契約する可能性は低いだろうと説明。さらに、ヤンキースで2017年まで監督を務め、田中の事をよく知るジョー・ジラルディが率いるフィリーズへの移籍を提案している。
記事では、「彼らはビンス・ベラスケスをブルペンに移動させ、ベテランの先発投手を起用することが可能だ」と解説。昨季先発として1勝1敗、防御率5.56と結果を残せなかったベラスケスをリリーフに回すことで、田中を先発ローテで起用できる方法を提案しつつ、なにより田中とジラルディ監督がヤ軍時代から旧知の仲であることが、フィリーズにフィットする要因であると説明している。
2008年のヤンキース監督就任以来、松井秀喜氏、イチロー氏ら日本人選手と繋がりが深いジラルディ監督と再びタッグを組むことになるのか。田中の去就決着の時が近づいている。
(Full-Count編集部)