DeNA平良、開幕ローテ入りへ“今帰仁村パワー”注入「地元あるあるで…」
昨季は4勝6敗も防御率2点台「1イニングでも多く投げて規定投球回を投げられれば」
DeNAの平良拳太郎投手は27日、神奈川・横須賀市の球団施設「DOCK」で自主トレを行った。2月の1軍キャンプに向けて、筋力トレーニング、キャッチボールなどで汗を流し、「開幕からローテーションに入っていけるようにしたい。まずは試合を作ること。1イニングでも多く投げて、規定投球回を投げられればと思います」と意気込みを語った。
最速148キロの直球の球威を上げるべく、今オフから本格的な筋力トレーニングを開始。78キロだった体重は年明けから2キロ増量。80キロになった。「ランニングでも動けている。周りから『大きくなったな』と言ってもらえてよかった」と照れくさそうに明かした。
1月は故郷の沖縄・今帰仁村で自主トレ。昨季は開幕ローテ入りして4勝6敗、防御率2.27。人口約9000人の地元でスターとなった。「『頑張ったね、来年も頑張ってね』と、おじいちゃん、おばあちゃんにも言っていただいた。地元あるあるで、親しい感じで声をかけてもらって嬉しかった。また頑張ろうと思いましたね」。地元施設には筋トレ器具を寄贈したという。
22日まで行った自主トレは同級生2人に練習に付き合ってもらったという。「家族がある中で練習に付き合ってくれた。その2人に感謝ですね。その2人のためもあるし、応援していただいている今帰仁村のためにいい成績で終われたらと思います」と成長と活躍を誓った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)