中日入りの松坂、合格発表なし? 森監督には「ハッキリ言われていない」
ナゴヤ球場の室内練習場で入団テスト実施、ブルペンで22球を投げる
ソフトバンクを退団し、去就が未定となっていた松坂大輔投手が中日に入団することが23日、決まった。この日午後、ナゴヤ球場の室内練習場で非公開の入団テストを実施。西山和夫球団代表、森繁和監督ら首脳陣が見守る中、ブルペンで変化球も交えて22球を投げ込み、晴れて合格となった。背番号は「99」となった。
テスト終了後に「まずは第1段階というか、ひとつホッとしています」と安堵の笑顔を浮かべた松坂だったが、実は、投球を見守った森監督らからのストレートな“合格通知”は無し。報道陣から「合格はどのタイミングで伝えられましたか?」と聞かれ「いや、ハッキリ言われていないんですよね…」と苦笑いを浮かべ「『着替えて、しっかり会見をやってこい』と言われたので、そういうことかな、と。ハッキリ合格とは言われなかったですね」と明かした。
それも、旧知の間柄である森監督と松坂の間の“あうんの呼吸”というのだろうか。松坂が西武に入団時に、西武の2軍投手コーチだったのが森氏。さらに、国際渉外担当の友利結氏は西武時代の先輩で兄貴分だった。「2人がいるチームでお世話になるというのは縁を感じますね」という松坂。会見終了後には、正式に契約にサインを交わした。2月1日からの沖縄キャンプは主力が集まる北谷組に加わる。
(Full-Count編集部)