初白星の阪神岩田「報われると信じて」 2打点マートンは「あー、しんど!」
岩田「80周年ですし、みんな勝ちたいので、優勝目指していきます!」
本拠地甲子園で首位ヤクルトを迎え撃った阪神は、先発の岩田が7回無失点のピッチングで前夜に続き連勝。開幕カード以来となる同一カードの勝ち越しを決めた。打線もマートンが2打点、ゴメスが1打点と中軸がしっかり役割を果たし、チームはこれで3連勝。
勝利に沸く甲子園で、先発の岩田と2本のタイムリーを放ったマートンがお立ち台に上がった。
岩田は今季初勝利に関して「ありがとうございます。嬉しいです!」と喜びをあらわにし、10安打を許した投球には「三者凡退が一度もない、情けないピッチングだったと思います」と反省も口にした。
初回と6回に貴重なタイムリーを放ったマートンは、岩田のピッチングについて「本当に今日は良いピッチング、良い仕事をしたと思います。点を取られずに、チームが勝つチャンスを与えてくれた。バッティングでも点が取れたので、良い仕事だったと思います」と評した。
続いて、自らのタイムリーについて聞かれると「あー、しんど! 久しぶりにたくさんベースランニングしたから、しんどいです」と日本語で語り、スタジアムは笑いの渦に包まれた。
今季、好投しても勝ち運に恵まれない登板が続いていた岩田は「必ず報われると思って、頑張ってます」と語り、「80周年ですし、みんな勝ちたいので、優勝目指していきます!」とヒーローインタビューを締めくくった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count