スカウト網強化へ、巨人が前東海大監督・安藤強氏の編成アドバイザー就任を発表

社会人ホンダで都市対抗優勝、昨年12月に東海大監督を引責辞任

　巨人は1日、前東海大学硬式野球部監督の安藤強氏が社長付編成アドバイザーに就任すると発表した。安藤氏は昨年12月、部内の不祥事で引責辞任をしていた。

　安藤氏は社会人のホンダで監督を務め、2009年に長野久義（現広島）らを擁して、都市対抗野球を優勝。侍ジャパンの社会人代表監督などを歴任。2017年2月に東海大の監督に就任し、優勝から遠ざかっていた同大学を首都大学リーグで2018年春から、4季連続優勝に導いていた。昨年のドラフト2位で入団した山崎伊織投手らを指導していた。

　豊富なアマチュア球界での経験を活かして、全国に約30人いる当球団のOBスカウトと連携して人材発掘にあたるほか、ジャイアンツアカデミーのコーチを指導者としてステップアップさせるためのネットワーク作りなどを担当するという。

（Full-Count編集部）