上原が圧巻の奪三振ショーで4セーブ目! 田澤も5ホールド目で勝利に貢献
3点リードの9回に登板、3連続三振に
レッドソックスの上原浩治投手が29日(日本時間30日)のブルージェイズ戦の9回に登板し、3連続三振の圧巻のピッチングで無失点に抑え、4-1勝利に貢献。今季4セーブ目を手にした。
衝撃的な奪三振ショーだった。先頭の4番エンカーナシオンは2ストライク2ボールと追い込んだ後、5球目に88マイル(約141キロ)のファストボールで空振り三振に切って落とす。
続くピラーには7球粘られたが、最後は87マイル(約140キロ)のファストボールで空振り三振に。最後のバッター、マーティンは5球目に伝家の宝刀、79マイル(約127キロ)を投じ、見逃し三振に仕留めてゲームセット。
25日のオリオールズ戦で2失点を喫して救援失敗となった際には、スプリットの投球率が90パーセント近くとなり、ファストボールの少なさが地元メディアで問題視されていたが、この日は無失点ピッチングだった27日のブルージェイズ戦に続き、ファストボールが輝いた。速球で2度の空振り三振を奪うなど、切れ味は抜群。今季は2勝1敗4セーブで防御率2・84と上昇気流に乗っている。
また田澤純一投手も8回の1イニングを1安打1三振の内容で無失点で抑えた。今季5ホールド目を手にしている。今季通算防御率は1・69と抜群の安定感を示している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count