新人王&MVPイチロー、15勝松坂らも貢献 MLB公式サイトが最強チーム25傑選出

マリナーズで鮮烈な米デビューを飾ったイチロー【写真:Getty Images】
マリナーズで鮮烈な米デビューを飾ったイチロー【写真:Getty Images】

過去メジャー最強チームトップ25、複数の日本人選手も貢献

 スプリングトレーニングが近づき、各球団とも新シーズンの陣容が見え始めてきた大リーグ。昨季ナ・リーグはメジャー最多の104勝を挙げたドジャース、ア・リーグは101勝を挙げたアストロズが制し、結果、アストロズが球団史上初めてワールドシリーズ王者に輝いた。

 今季はどの球団が頂点に立つのか。2018年の戦いに注目が集まる中、MLB公式サイトが1961年以降、最強チームの格付けを実施し、そのトップ25に日本人選手が所属したチームも選ばれている。

 20位にランクインしたのはイチロー外野手がデビューした2001年のマリナーズ。当時はメジャータイ記録となる116勝を挙げて地区優勝を遂げたが、リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに敗れ、ワールドシリーズ進出を逃した。この年、イチローは数々のタイトルを獲得しており、寸評でも「2001年のマリナーズはMLBのレギュラーシーズン116勝でMLB記録に並んでいる。イチロー・スズキはメジャーリーグに偉大なデビューを果たした。打率.350、242安打、56盗塁でリーグを牽引し、ア・リーグの新人王とMVPに選出された」と評している。同シーズンはクローザーの佐々木主浩投手も45セーブの活躍を見せた。

 その一つ上の19位に選出されたのは松坂大輔投手、岡島秀樹投手がデビューした2007年のレッドソックス。当時は両投手の貢献もあり、1995年以来の地区優勝を遂げるとそのままワールドシリーズ王者へと駆け上がった。寸評では「バンビーノの呪いはすでに霧散していたが、レッドソックスは次のタイトルまで86年も待ち続けてはいなかった。ア・リーグ新人王のダスティン・ペドロイアや、当時全盛期を迎えていたデビッド・オルティス、そしてシーズンをフルに闘うのはこれが最後となったマニー・ラミレスらによって、ソックスはフォール・クラシックでロッキーズをスウィープした」とレポートした。

2009年のヤンキースは14位に選出、松井はワールドシリーズMVPに

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