前オリ・アルバース、米球界復帰で古巣ファンに感謝 「日本の文化が大好きだった」
今季はツインズとマイナー契約を結びメジャー昇格を狙うアルバース
昨季までオリックスでプレーしていたアンドリュー・アルバース投手はツインズとマイナー契約を結び、4年ぶりに米球界に復帰を果たす。スプリングトレーニングに招待選手として参加しメジャー昇格を目指す左腕は「私は日本の文化が好きでした」と、3年間過ごした日本に対し感謝を述べた。地元メディア「グローバルニュース」が伝えている。
アルバースは2018年から2020年までオリックスでプレー。来日1年目に9勝をマークするなど先発として活躍し、通算15勝16敗、防御率4.02の成績を残した。昨季は16試合に登板し4勝8敗、防御率3.94と結果を残せずオフに自由契約となっていた。
メジャー昇格を果たせば年俸75万ドル(約7900万円)を手にする契約を結んだアルバース。地元メディアのインタビューでは“日本愛”を炸裂させ「日本の人たちは日本の野球を愛しています。日本のファンは身震いさせるような雰囲気を作り出すんです。それはとてもポジティブな雰囲気で、その前でプレーすることはとても楽しかったです」と振り返っている。
オリックスで3年間プレーし初年度の活躍で複数年契約も勝ち取った左腕は日本流の応援に感銘を受けたようだ。「彼らは本当に自国の野球を愛していました。私は日本の文化が大好きだった」。日本で過ごした時間はアルバース自身に大きな影響を与え、今後の人生の糧になっていくはずだ。
昨年オフに契約更新のオファーがなく、再び米国でプレーすることになったが「これまでのことにとても満足していますが、だからといってそれ以上を求めないというわけではありません。向こう(MLB)でもう一度挑戦できればいいなと思っています」と、メジャー復帰に向け意気込みを口にしていた。
(Full-Count編集部)