雪辱期すロッテ石川がブルペンで30球 仕上げは「いつもより早めに」
昨季は3勝11敗と期待に応えられず
ロッテ石川歩投手が、雪辱のシーズンに向けて早めに仕上げることを明らかにした。ロッテは1日、沖縄県石垣島でキャンプイン。天候不順のため、初日は雨用の練習メニューで、2班に分かれて室内中心の練習を行った。
今季で5年目を迎える石川は、初日からブルペンで約30球を投げ、「いつもより早めに(仕上げる)。(いかに)良い球を投げられるか。投げるボールの確率をあげたい」と話した。
昨年は侍ジャパンとして出場した第4回WBCで、初戦のキューバ戦で先発を務めるも調整に苦心。そのツケが回ったか、わずか3勝(11敗)に終わり、2016年の防御率1位投手が期待を裏切った。
言葉自体は「何もなく、普通」と相変わらず飄々としていたが、「(キャンプ初日にしては)いいんじゃないですか」と手応えはあった様子。4月11日に30歳を迎える右腕が、雪辱のシーズンをスタートさせた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)