澤村拓一がRソックス入団会見 元同僚・上原浩治氏に感謝「ボストンへ導いてくれた」
澤村はレッドソックスと2年契約「自分を強く求めてくれていることに応えたい」
ロッテから海外FA宣言し、レッドソックスと2年契約を結んだ澤村拓一投手が17日(日本時間18日)、オンラインで入団会見を行った。代理人を務めるジョン・ボッグス氏も参加し、「自分を強く求めてくれていることに応えたいと思って、ボストン・レッドソックスを選びました」と明かした。
澤村は昨年11月末にメジャー移籍を目指して海外FA権を行使。コロナ禍の影響で今オフのFA市場は停滞したものの、2月中旬のスプリングトレーニング前に去就が決着した。会見の冒頭ではメジャーへの思いを打ち明けた。
「やっぱり野球をはじめて、プロ野球の世界に飛び込んだ以上は、やっぱり世界の優れたプレーヤーが集まるメジャーリーグで自分の力がどれだけ通用するかを試したい気持ちは、ここ数年は特に強かったです」
レッドソックスはかつて多くの日本人投手が活躍。特に巨人時代の同僚だった上原浩治氏の影響が大きかったようだ。
「上原さんは読売ジャイアンツに在籍していた時からプライベートでも野球でもたくさんのことを教わりました。レッドソックスからオファーをいただいて、自分が考えている中で、特に上原さんにはお話をさせてもらいました。上原さんの存在、アドバイスが僕をボストン・レッドソックスへ導いてくれたと思っています」
救援陣ではヤンキースからトレード獲得した通算463登板のアダム・オッタビーノ、昨季9セーブのマット・バーンズらが所属。昨季はア・リーグ東地区最下位で、チーム防御率5.58はリーグ14位(メジャー28位)と低迷した。澤村は守護神に抜擢される可能性もある。
「自分が評価してもらっていることを出したい。優れた世界なので、壁にぶち当たると思うんですけど、そこで適応していくというか、変化しながら対応していければと思います。(ポジションは)まだ教えられてないですけど、任されたところでしっかり頑張りたい。そのポジションまでなんとか成長していけるようにしたいと思います」
3年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す名門球団で投手陣立て直しの一翼を担う。
(Full-Count編集部)