ダル&スネルの両獲りは「想定外」 MLB公式が選出した今オフ最大のサプライズは?
MLB公式が「今オフ最大のサプライズ」を10個選出
メジャーリーグは17日(日本時間18日)から米フロリダ、アリゾナ両州でスプリングトレーニングが始まった。新型コロナウイルスの影響もあってか例年よりも動きが鈍いと言われたこのオフシーズン。まだ契約先が決まっていない選手もいるものの、スプリングトレーニング開始に伴ってMLB公式では「このオフシーズンにおける10個の最大のサプライズ」を特集。ダルビッシュ有投手の電撃トレードも選出された。
2対5の大型トレードでダルビッシュを獲得したパドレス。その直前には2018年のサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル投手もトレードで獲得しており、24時間以内に一挙に左右のエースを揃えることに成功。実績ある2人が同じチームに移籍することは全くの想定外だったとして、パドレスの“電撃補強”を3位に選出している。
4位にはダルビッシュを放出したカブスがクリス・ブライアント内野手と再契約したことが選ばれている。経営状態が悪化したカブスは今オフ、積極的に支出削減策を行ってきた。年俸1950万ドル(約20億7000万円)のブライアントも「削減対象」としてトレードの噂が絶えず、記事でも「放出されると多くの人間が思っていた」と残留に驚きを見せている。
なお、1位にはロッキーズが看板選手ノーラン・アレナド内野手を今季の全年俸を負担しながらトレードでカージナルスに放出したことが選ばれている。
(Full-Count編集部)