タティスJr.、14年総額360億円の超大型契約の詳細 契約金11億円、トレード拒否権
ベッツ12年386.5億円、トラウト10年381.2億円に次ぐ史上3番目の規模
ダルビッシュ有投手が所属するパドレスがフェルナンド・タティスJr.内野手と14年総額3億4000万ドル(約360億円)の超大型契約で合意したと米複数メディアが伝えた。契約金1000万ドル(約10億6000万円)と全球団へのトレード拒否権も含まれ、史上3番目の大型契約となるという。
タティスJr.は強打の遊撃手と期待され、2019年にメジャーデビュー。60試合制の昨季は59試合出場し、打率.277、17本塁打、45打点、11盗塁。OPS.937を叩き出し、チーム14年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。次代のスーパースター候補だ。
今年1月に22歳となったばかり。35歳シーズンまでの超大型契約に、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「この契約は年俸調停前の記録を打ち立てるもので、(タティスJr.が更新する前の記録との)金額差に随分と開きがある。偉大なるマイク・トラウトが1億4450万ドルで記録を保持していた。トラウトのケースでは契約でカバーされる年数がわずか6年だった」と驚きを持って伝えた。
また、トレード・ルーマーズはベッツ(ドジャース)の12年3億6500万ドル(約386億5000万円)、トラウト(エンゼルス)の10年3億6000万ドル(約381億2000万円)に次いでメジャー史上3番目の規模の契約になると伝えた。
(Full-Count編集部)