前田健太、初の開幕投手は「決まったら気持ちを…」 キャンプ前日ブルペン22球

ツインズ・前田健太【写真:AP】
ツインズ・前田健太【写真:AP】

「ローテーションを1年守りながらチームの勝ちに貢献できるように」

 ツインズの前田健太投手は18日(日本時間19日)、日米の報道陣のオンライン取材に対応し、移籍2年目の意気込みなどを語った。米フロリダ州のキャンプ地でブルペン入りして22球。「しっかりとローテーションを1年守りながらチームの勝ちに貢献できるように頑張りたいなと思います。あと毎年そうですけどワールドチャンピオンになれるように頑張りたいなと思います」と語った。

 昨季は11試合登板、6勝1敗、防御率2.70をマーク。1イニングあたりの走者を示すWHIP0.75はメジャートップでサイ・ヤング賞争いでも2位に入った。「本当に素晴らしいことだと思います。サイ・ヤング賞の候補に残れるとはアメリカに来て考えたこともなかったから、2位に残れたのは本当に名誉なことだと思っています」と振り返った。今年4月11日で33歳。年齢との闘いにもなる。オフは重量を使ったトレーニング、球速アップを目的としたトレーニングに取り組み、「毎年毎年自分のベストな体を作れるように、去年より強くなれるようにという目標でオフシーズンに取り組んでいる。昨年よりも良い体の状態でシーズンを迎えることを意識しながらトレーニングに励んでいます」と明かした。

 自身初のメジャー開幕投手の期待もある。「それはどうしようもないと思う。オープン戦の内容や結果で変わるものではないと思いますし。監督やコーチが話し合って決めるものだと思う。僕は開幕に向けて怪我なく調整することが大事かなと思います。決まったら気持ちを入れるだけだと思います」と自然体を強調した。「去年ピッチングを見直して良い結果が出たんですけど、同じだと相手も考えてくると思いますし、同じ結果は出ないと思う。去年のピッチングにプラスしてもうちょっと使えるボールを増やせれば良いなとは思います」と、進化した投球で2021年シーズンに臨むつもりだ。

(Full-Count編集部)

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