投手乱調で紅白戦が6回表で打ち切り… 鷹・工藤監督「難しいところはあるけど…」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:代表撮影】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:代表撮影】

野手陣は両軍合わせて16安打11得点と変わらず好調

 ソフトバンクは宮崎キャンプ第5クール3日目の20日、3度目の紅白戦を実施した。野手陣は両軍合わせて計16安打11得点と好調ぶりを示した一方で、尾形崇斗投手が予定の2イニングを投げられずに降板。6回表で試合は打ち切りとなった。

 10得点を奪った紅組では川瀬晃内野手、川島慶三内野手、甲斐拓也捕手がそれぞれ2安打ずつ。上林誠知外野手が1安打2四球で全3打席で出塁。白組でも三森大貴内野手が2安打と、若手を中心に打者が結果を残し、工藤公康監督も「今のところ打者の方が早めに対応できている」と野手陣の仕上がり具合を評価した。

 その一方で投手陣は白組先発の大竹耕太郎投手が味方の失策もあって2回を4安打3失点。同4番手の尾形は3安打1四球に加え、2つの暴投と2つの牽制悪送球があって3点を失い、予定の2イニングを投げられずに降板。これに伴い、急遽、紅組で投げる予定だった津森宥紀投手が白組の5番手として登板したが、2年目の右腕も3安打2四球で4失点。6回裏は行われずに紅白戦は打ち切りとなった。

 指揮官は「なかなか紅白戦となるとインサイドにいくのは難しいところはあるけれど、ちょっとストライクを取るところ、ボールが甘いところがあった。そこを野手が捉えて打っていた」と、紅白戦の難しさを挙げつつ投手をフォローしていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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