6年連続でPO進出できず…現役最強トラウトの闘争心「目標は今でも変わらない」
現役最強選手もPO進出は2014年のみ、今年8月で30歳「僕はまだ若い」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は22日(日本時間23日)、米アリゾナ州テンピで行われるスプリングトレーニングに合流した。報道陣の取材に対応し、「僕らの目標はプレーオフ、そしてワールドシリーズに進出すること。目標は今でも変わらないよ」と意気込みを語った。
3度のMVPと現役最強選手の呼び声が高いトラウトだが、プレーオフに進出したのは2014年が最初で最後。今年8月で30歳となるが、「年は確かに取っているけど、それでも僕はまだ若い」と一蹴。7年ぶりのプレーオフ進出へ「もちろん僕はプレーオフ進出を目指している。そういう考えを持っていないなら、ここにいるべきではないよね。だから僕は毎年プレーし、それを頭に入れている。(プレーオフを逃していることを)毎年その話は聞いているよ。変えるためにはプレーオフに進出するしかない」と意気込んだ。
昨季は53試合出場し、打率.281、17本塁打、46打点と結果を出した。チームはミナシアン新GMが就任し、このオフは投手陣を整備した。「僕はビリー(エプラー前GM)といい関係を築いていた。彼の決断を信頼していた。ただ、アート(モレノオーナー)もジョン(カーピーノ球団社長)も(ミナシアンGMの就任で)方向性を変えたかった。時にはそれも必要。僕はプレーオフに進出したいと毎年思っている。僕は自分自身のことに取り組む必要があるし、チームにとって一番のことをするだけ」と語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)