筒香嘉智、オープン戦で一塁手テストへ 指揮官「無茶な話ではない、慣れなければ」
筒香は昨季中に一塁を守ったことはなかった
23日(日本時間24日)に米フロリダ州ポートシャーロットでキャンプインしたレイズの筒香嘉智外野手。ケビン・キャッシュ監督がキャンプ2日目の24日(同25日)、筒香を一塁手としてテストする意向を明かした。
昨季はスタメンで左翼16試合、三塁14試合、指名打者22試合だった。昨春キャンプもファーストミットを用意していたものの、オープン戦を含めて一塁を守る機会はなかった。キャッシュ監督は「正直、ツツゴウに一塁手が合っているかどうかは分からない。だが試してみて彼が一塁に馴染めるかどうかを確かめたい」と明かし、開幕前にテストしていく考えを明かした。
「キャンプはレギュラーシーズンと違って選手にプレッシャーがあまりかからない。そんな状況は新しいポジションを覚える事に向いている。スタッフもいろんな選手を見てコンバートを成功させてきた。決して無茶な話ではない。もちろん簡単な話ではないが、違うフットワーク、ニュアンス、打球角度などに慣れなければいけない。時間は掛かる。ヨシと相談しながら早い段階に練習を始めたい」
一塁手で使えるとなれば、それだけ起用の幅も広がる。今春のオープン戦ではファーストミットを手にした筒香を多く見ることになりそうだ。
(Full-Count編集部)