今年45歳、最年長右腕コローンがレ軍とマイナー契約 GM歓迎「競争もたらす」
通算240勝コローンがレンジャーズとマイナー契約、ファンも歓迎
レンジャーズは4日(日本時間5日)、44歳のベテラン右腕バートロ・コローンとマイナー契約を結んだと発表した。現地メディアも右腕が招待選手としてメジャーキャンプに参加することをレポートした。
昨季、現役最年長メジャーリーガーとしてプレーした右腕はツインズからフリーエージェント(FA)となり、移籍先を模索していた。1997年、インディアンスでメジャーデビュー以降、通算537試合に登板し、240勝176敗、防御率4.04を記録。2005年にはサイ・ヤング賞を受賞し、オールスターにも4度出場している。
今年5月24日に45歳を迎えるコローンは、中南米出身投手で最多となる通算245勝を誇るデニス・マルティネスの記録を抜くことを視野に現役続行すると現地で報じられていたが、スプリングトレーニング開始が目前に迫ったタイミングで去就が決着。レンジャーズとマイナー契約を結んだ。
同球団の地元紙にあたる「スターテレグラム」電子版は「こうやってコロンはレンジャーズのローテーションに割って入る」との見出しで特集記事を掲載。ジョン・ダニエルズGMが「バートロはメジャーで耐久性と成功を示した実績がある。彼はストライクゾーンにバンバン投げ込み、我々のローテーションに質の高い競争をもたらすだろう。ようこそテキサスへ、ビッグ・セクシー(コロンのニックネーム)」と語っている。
今回の契約を報告した球団幹部のツイッターにはファンからも歓迎の声が寄せられており、「良い契約だ。これはマイナー契約で、彼は多くのリーダーシップを発揮できる」、「ワォ、ワクワクするね」、「レジェンドは生き続けている」、「テキサスが全てにおいて、これまでよりも壮大でセクシーになる」、「息が長いね、セクシー!」、「世界が喜んでいる! バートロが戻ってきた!」などの声が寄せられている。