女子硬式16チーム集う「栃木さくらカップ」4月開催 選手が抱負「魅力ある大会に」

エイジェック女子野球部・川端友紀(左)と西武ライオンズ・レディース・里綾実【写真提供:エイジェックスポーツマネジメント】
エイジェック女子野球部・川端友紀(左)と西武ライオンズ・レディース・里綾実【写真提供:エイジェックスポーツマネジメント】

昨年発足「西武レディース」も参戦、里綾実「いいスタートが切れたら」

 高校から社会人世代までの女子硬式野球チームが集う「第1回 栃木さくらカップ2021」が4月2日から3日間、栃木県内で開かれる。大会を約1か月後に控えた3月10日には記者会見が行われ、昨年に誕生した「西武ライオンズ・レディース」の里綾実投手ら出場選手が抱負を語った。

 クラブチームや大学生などによる「フリーの部」には、西武レディースのほかエイジェックなど10チームが出場し、トーナメントで順位を決める。一方の「高校生の部」は、全国から参加する6チームが予選リーグと決勝トーナメントを戦う。

 会見に出席した里は「女子野球の中でも強豪チームが参加し、エイジェックとライオンズは特に注目されている2チームなので、女子野球を観ていただき、更に魅力に感じてもらえるように全力で元気いっぱいにプレーしていけたらと思っています」と抱負。野球日本代表「侍ジャパン」女子代表として国際大会でMVPを3度獲得した実績を誇る右腕が、大会を盛り上げる。

 ヤクルト・川端慎吾内野手を兄に持つエイジェックの川端友紀内野手は「女子野球普及のための大会であり、魅力ある大会にしていきたいと思います」と強調。今季に向け「エイジェック女子硬式野球部としては日本一のチームが目標なので、今シーズン初のさくらカップを優勝で飾り、いいスタートが切れるように頑張ります」と意欲を燃やした。

 大会は、県内のエイジェックさくら球場(栃木市)など3会場で行われる。

(Full-Count編集部)

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