鷹・柳田、無安打も「悪くない」 千賀は最速159キロで2回零封「収穫もあった」

ファームで実戦復帰したソフトバンク・千賀滉大(左)と柳田悠岐【写真:福谷佑介】
ファームで実戦復帰したソフトバンク・千賀滉大(左)と柳田悠岐【写真:福谷佑介】

柳田は「2番・DH」でスタメン、千賀は先発マウンドに上がる

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手と千賀滉大投手が12日、ファーム本拠地タマスタ筑後で行われた春季教育リーグ中日戦で実戦復帰した。先発した千賀は最速159キロをマークして2回1安打無失点。「2番・DH」で出場した柳田は第1打席は左飛、第2打席はニゴロに倒れて2打席ノーヒットだった。

 柳田は初回1死での第1打席は中日先発の山井に詰まらされて左飛。3回の第2打席は変化球にタイミングを外されてニゴロに終わり、復帰戦は2打数ノーヒット。それでも、試合後は「まずは試合に出られて一安心。ボールの見え方と自分のイメージがどうなのか、がテーマにありましたけど、悪くないかなと思います。開幕に照準を合わせてやっています」と語り、3月26日の開幕戦に向けて調整を進めていく。

 また、先発マウンドに上がった千賀は2回を無失点。初回1死から石岡に四球を与えたものの、その直後にマスクを被ったドラフト3位ルーキー牧原巧汰が盗塁を阻止。2010年のドラフト1位で同期入団だった山下には二塁打を許したが、続く石橋を見逃し三振に仕留めた。2回は2019年のドラフト1位ルーキー石川昂を空振り三振。溝脇に四球を与えたものの、伊藤を三ゴロに打ち取った。最速は159キロだった。

 今年初の実戦登板を終えた千賀は「思ったよりも投げられたのと、自分の課題も分かったので、今後やっていく道は見えた。課題も見えましたし、収穫もあったのでいい登板になったと思います」と振り返った。今後は実戦での登板を重ね、イニング数や球数を増やして調整のペースを上げていく。

【動画】158キロのストレートで見逃し三振を奪う千賀

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