青木宣親は「掘り出し物」 早くも世界一球団で不可欠な存在に
エンゼルス戦では先制2点打、先発右腕は「仕事を楽にしてくれた」と感謝
ジャイアンツの青木宣親外野手が2日(日本時間3日)、本拠地でのエンゼルス戦で5打数2安打2打点1盗塁と活躍し、5-4での勝利に貢献した。ここまで打率3割6厘、6打点で出塁率はチームトップの3割8分7厘。リードオフマンとしての役割を十分に果たしている。
地元メデイアの「スポーツ・ジャーナル」は「ノリ・アオキがエンゼルス戦5-4での勝利にジャイアンツを導く」との見出しで特集。開幕から活躍を続ける日本人外野手を賞賛している。
青木はこの日、2回2死二、三塁の好機で相手先発サンティアゴから痛烈な左前打。先制タイムリーでチームに2点をもたらした。その後、二塁に進んだ青木は、一塁走者のパニクとともにダブルスティールにも成功。後続が凡退して生還できなかったものの、存在感を見せた。
青木の先制打でペースをつかんだジャイアンツは、その後も効果的に追加点を奪い、最後は救援陣が踏ん張ってエンゼルスに勝利した。
特集では、この試合での青木の活躍を紹介。勝負強い打撃が、先発投手のハドソンに余裕を与えたとしている。ベテラン右腕自身も「(序盤のリードが)仕事を簡単にしてくれた」と話したという。