澤村拓一、初実戦は途中降板 3連続四球で押し出しも「初ブルペンの方が緊張した」

オープン戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:Getty Images】
オープン戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:Getty Images】

2死を奪ってから二塁打→3者連続で四球を与えて押し出し、次回登板は16日

■Rソックス 8-2 レイズ(オープン戦・日本時間13日・フォートマイヤーズ)

 レッドソックスの澤村拓一投手が12日(日本時間13日)、レイズ戦でオープン戦初登板。2/3回を投げて1安打3四球の1失点で予定の1回を投げきれなかった。三振を奪うなど収穫もあった“デビュー登板”を終え「いい緊張感はありましたけれど、投げながらとても神経質になり過ぎてしまった」と語った。アレックス・コーラ監督は試合後、次回登板が15日(同16日)になる予定だと明かした。

 5回から2番手で登板。先頭を右飛に打ち取ると、次打者からは空振り三振を奪取。順調に2死を奪ったが、直後に二塁打を許し、さらに3者連続で四球を与えて押し出しを許した。この時点で降板となり、課題が残る結果となった。

 登板後、日米メディアの取材に応じた澤村は「全体的に上半身が突っ込むかなという感じがしますし、それで腕が自分の感覚より遅れてきている。硬いマウンドの傾斜に対してどんどんアジャストしていかなければいけないし、硬いと言う事は動きを止めるのを加速させてしまうから、その辺の動きをアジャストしていくようにしたいです」と語った。

 ストレートの最速は97マイル(約156キロ)をマーク。「まっすぐ関しても97(マイル)、スプリットも94(マイル、約151キロ)なので、この時期の初登板にしてはスピードの部分だけに関してはまぁ充分じゃないかなと思いますけれども、それを制球できてピッチャーなんで。そこは反省点でもあります」と振り返った。

 あらためて初実戦を振り返り「まぁそんなに緊張することもなく、初めてのブルペンの時の方がまぁ緊張しましたね」と話した澤村。「自分の中で『あーこうだな、こうしなくちゃいけないなぁ』が目に見えてわかるようになったので、それを次に形にできるようにしたいですね」と見据えた。

【動画】伝家の宝刀スプリットで三振を奪う澤村

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