ロッテ酒居、2度目フリー打撃登板 40球で安打性3本「昨年のままでダメ」

キャンプ2度目の打撃投手を務めたロッテ・酒居知史【写真:細野能功】
キャンプ2度目の打撃投手を務めたロッテ・酒居知史【写真:細野能功】

昨年12月には結婚「責任感は生まれる」

 ロッテの酒居知史投手(25)が石垣島キャンプ第2クールの6日、このキャンプ2度目の打撃投手を務めた。「全ての球種を打者に投げることがテーマ」と香月、根元相手に40球。ヒット性は2人合わせて3本程度で、スライダーで見逃しストライクをとるなど、実戦さながらのピッチングを見せた。

「確率という部分では、投げる所に100%は行ってないが、昨年のままでダメ。やるべきことをやって、キャッチャーが欲しい所に投げられるようにしたい。昨年はたまたま(いい所に行った)が多かった」と、課題は2年目の今季はよりコントロールの精度を上げることだ。身体も一回り大きくなって、体力的な部分で、ケガしないボディーになり始めている。

 昨年12月には結婚もした。「家に帰ればパートナーがいる。責任感は生まれる」と酒居。昨季は2完投も含めて、5勝1敗で防御率3.13。シーズン後半から先発に回ってゲームを作れる楽しさを味わっている。

 次は11日から始まる紅白戦で登板予定。今年期待されるのはもちろん、2桁勝利。チーム浮上の鍵を握っている。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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