ホークス東浜が今キャンプ最多の投げ込み 156球投げ「全然良くなかった」
第1クールの4日間では3度ブルペン入り
ソフトバンクの東浜巨投手が宮崎キャンプ第2クール初日の6日、今キャンプ最多の投げ込みを行った。甲斐拓也捕手を相手にワインドアップ、セットポジション、実戦を想定したクイックモーションで投げ、カーブや高速シンカーなどの変化球も披露した。「自分の中では(これくらいと)決めていました」と、その球数は156球まで膨らんだ。
「今日は全然良くなかったですね。ある程度投げてきて、疲れも出てきているところなので」。第1クールでも3度ブルペンで投球練習を行っており、休日を除く5日間で4度のブルペン入り。「状態を作るのはもちろん、全部のレベルアップをしないといけない」というテーマを掲げるキャンプで、己を体を追い込んでいる。
2012年のドラフト1位で亜細亜大からソフトバンク入りした東浜は昨季、ついにその素質が花開き、24試合に投げて16勝5敗をマークし、西武の菊池雄星投手とともに最多勝に輝いた。今季はローテの柱として期待され、開幕投手の候補にも挙がる。「求めることというよりも、段階を踏んでいっている感じですね」と、自らのペースで歩を進めていく。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)