FAの元阪神・呉昇桓、レンジャーズと契約合意 元燕バーネットと同僚に
米メディアが報じる、年俸約3億円で2019年は球団側に契約延長の選択権
カージナルスからFAとなっていた元阪神の呉昇桓投手が、レンジャーズとの1年契約に合意したと複数の米メディアが伝えた。メジャー3年目のシーズンはテキサスで過ごすことになりそうだ。
米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は、自身のツイッターで「関係者によると:レンジャーズは身体検査を残し、フリーエージェントの救援投手・呉昇桓と契約合意に達した」とレポート。米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」もこのツイッターを受けて記事を掲載した。
現地メディアの情報を総合すると、年俸は275万ドル(約3億円)。2019年は年俸450万ドル(約4億9000万円)で契約を延長するか、球団が選択権を持つ。各年、最大で100万ドル(約1億1000万円)の出来高もついているという。
2014、15年と阪神で守護神を務めた呉昇桓は、2016年にカージナルスに加入。初年度はシーズン途中からクローザーを任されるなど、76試合登板で6勝3敗19セーブ14ホールド、防御率1.92と圧巻の成績を残した。しかし、昨年は62試合登板で1勝6敗20セーブ7ホールド、防御率4.10と成績を落とし、オフにFAとなっていた。
レンジャーズには元ヤクルト守護神のトニー・バーネットも在籍。また、同じ韓国出身の秋信守外野手もプレーしている。
(Full-Count編集部)