ダルビッシュは移籍初年度が課題? 打倒ド軍へ米TV局指摘「即座にチーム貢献を」
米CBSスポーツがナ・リーグ西地区の「Xファクター」を紹介した
パドレスのダルビッシュ有投手が米メディアから注目を集めている。米放送局「CBSスポーツ」は、ナ・リーグ西地区球団の「Xファクター」を紹介。ダルビッシュの移籍初年度に注目している。
記事ではダルビッシュがレンジャーズ、ドジャース、カブスと移籍初年度に「苦戦した経緯がある」と指摘。2018年サイ・ヤング賞左腕スネルら大型補強をしたチームは今季の地区優勝が期待されている。「パドレスは層の厚さが十分あるため、ダルビッシュに(昨季のように)サイ・ヤング賞投票2位になってもらう必要はない」としたものの、打倒・ドジャースへ右腕の活躍は不可欠と分析。「適応期間が短いか、もしくは全くなく、即座にチームに多大な貢献をすることが欠かせない」と期待を込めた。
また、ダイヤモンドバックスではマディソン・バムガーナー投手を挙げた。コロナ禍で開幕が遅れた昨季は投げ込みをせず、カットボールの平均球速は83.7マイル。2019年のカットボールの球速は83.4マイルを下回ったことは1度もなかったという。左腕との契約は、あと4年7900万ドルが残っており、この球速低下を「心配の種」と指摘。バムガーナーの奮起なくして、ポストシーズン進出は難しいと伝えている。
(Full-Count編集部)