「ワンダフル」「驚異的」難易度MAXの背走スライディングキャッチに絶賛の嵐
19年までの5年間はヤンキースでプレーし、ニューヨークのファンから愛されていたグレゴリアス
■フィリーズ 13-12 ヤンキース(オープン戦・日本時間26日・クリアウォーター)
フィリーズのディディ・グレゴリアス内野手は25日(日本時間26日)のヤンキースとのオープン戦に「6番・遊撃」で先発出場。3打数1安打3打点と定評のある打撃の活躍に加え、守備でも美技を披露した。華麗な身のこなしが「ワンダフル」「驚異的」と話題を呼んでいる。
1回2死二塁の場面だった。ヤンキースの4番スタントンがフィリーズ先発ムーアの4球目、91マイル(約146キロ)の直球を捉えた打球が左中間と遊撃の間へ。高々と舞ったフライに対し、グレゴリアスは打球の落下地点へと猛然と背走すると、視覚的に処理が難しい打球に対し間一髪のところでスライディングキャッチした。NPBにも西武の源田壮亮や中日の京田陽太らショートの名手はいるが、さすがメジャークラスの美技だった。
このプレーをMLB公式インスタグラムが映像で公開すると、ファンからのコメントが殺到。「ニューヨークへ戻ってきて!」「ヤンキースは絶対彼を手放すべきではなかった」として、2014年から5年間プレーしたヤンキースのファンからの声も届いた。楽天の田中将大投手がヤンキース在籍時にも右腕を攻守に渡って援護したグレゴリアスは、今季どんなプレーでファンを魅了してくれるだろうか。