ドラ1確実右腕の顔面襲った痛烈ライナー あわや大惨事に「球団GMの息が止まった」

バンダービルト大のクマー・ロッカー【写真:Getty Images】
バンダービルト大のクマー・ロッカー【写真:Getty Images】

MLBドラフト注目選手ランキングで1位「どんなコストを払ってでも守れ」

 今年のドラフトで1巡目指名が確実視されている米注目の右腕に、あわや選手生命の危機というハプニングが襲った。投球直後、痛烈なライナーが顔面へ一直線。驚異の反射神経で回避はしたものの、ファンにとっては「いくつかのメジャー球団GMの息が止まったところだった」「どんなコストを払ってでもロッカーを守れ」などと冷や汗ものだった。

 MLBドラフト注目選手ランキングで1位に選出されたバンダービルト大のクマー・ロッカー投手。登板したミズーリ大戦の5回裏1死の場面で、右打者が放った打球は投げ終わりで体勢が整っていないロッカーの顔面方向へ。思わず目を背けてしまいそうな瞬間だったが、間一髪でグラブを出してキャッチ。絶体絶命のピンチが一転、超絶キャッチに変えた。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で支持される野球研究家ロブ・フリードマン氏は、自身のツイッターでこの衝撃シーンを動画で公開。ファンは「危なかった」「クマー・ロッカーは一体何でできているんだ?」などと反応。指名が予想される球団名を挙げ「パイレーツとレンジャーズのファンはもうちょっとで心臓発作を起こすところだった」とのコメントもあった。NPBの舞台でも、いきなり開幕2戦目で1号を放った阪神の佐藤輝明内野手ら“ドラ1”は特別な存在。ハプニングを切り抜けたロッカーの成長が楽しみだ。

【動画】ドラ1確実右腕の選手生命が脅かされそうになった衝撃シーン

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