大谷翔平、リアル二刀流も大荒れ投球 2回まで2被弾4四球4失点、最速160キロ
敵地ドジャース戦で「2番・投手」で先発出場、第1打席は見逃し三振
■ドジャース – エンゼルス(オープン戦・日本時間30日・ロサンゼルス)
エンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、ドジャースとのオープン戦で「2番・投手」で先発出場。初回の第1打席は見逃し三振。投球ではフォーシームの制球が荒れて、2回まで2奪三振4四球2安打4失点した。最速は99.4マイル(約160.0キロ)。
大荒れの投球となった。初回先頭・ベッツを二飛に打ち取ったものの、シーガー、ターナー、ポロックへの3四球などで2死満塁のピンチを招いた。マンシーにはカーブ連投して1ボール2ストライク。しかし、99.4マイルのフォーシームが暴投となった。その後、空振り三振に抑えたものの、先取点を献上した。
2回は先頭・スミスに四球を献上。続くテイラーに追い込んでから甘く入ったスライダーを左越え2ランとされた。ラックスを中飛、ベッツをスプリットで空振り三振に仕留めたものの、シーガーに3ボールから左越えソロを浴びた。
バットでは初回1死、左腕ウリアスに見逃し三振に倒れた。25日のロッキーズ戦で2004、2005年の松井秀喜(ヤンキース)に並ぶ日本人最多タイのオープン戦5本塁打を記録。次打席以降に記録更新の期待がかかる。
試合前までのオープン戦成績は投手で3試合登板、0勝2敗、防御率7.88。計8回で14奪三振を記録。打者としては打率.571、5本塁打、8打点、2盗塁を記録している。