前田健太、開幕戦で“二刀流”の活躍なるか? 敵は寒さ「手が痛そう」
ブルワーズとの開幕戦を翌日に控えて意気込みを語った前田
ツインズの前田健太投手が3月31日(日本時間4月1日)、1日(同2日)のブルワーズ戦に向けて意気込みを語った。メジャーで初の開幕投手を任され「すごく光栄なことですし、メジャーリーグで開幕の日にマウンドに上がると言う事は自分にとって夢のようなこと」と心境を明かした。
ツインズの開幕戦はナ・リーグに所属するブルワーズとのインターリーグになる。昨季はコロナ禍のため、両リーグともDH制が採用されていたが、今季は従来通りア・リーグのみとなるため、開幕戦で前田はいきなり打席に立つことになる。
PL学園高時代は4番を務め、メジャー初打席でホームランを放つなど、打撃面にも定評がある前田。開幕戦では投球だけでなく“二刀流”での活躍も期待されるが、前田自身は「明日はピッチャーの球が速いんでちょっと…」と苦笑いを浮かべる。
ブルワーズの開幕投手を任されたブランドン・ウッドラフ投手は最速100マイル(約161キロ)を誇る剛腕。さらに、敵地ミルウォーキーの試合当日の予想最高気温は4度となっており、厳しい寒さとなる見込み。前田は「ちょっと遅いほうがよかったですね。そして明日めちゃくちゃ寒いんで、手が痛そうです」と語った。
前田が打席に立つのは2019年9月28日の敵地ジャイアンツ戦以来。開幕投手とともに、久々の打撃に「98、99マイルの球をホームラン打つ技術はないと思うんで。久しぶりの打席なんで、楽しみながら打席ではやりたいなと思います」と語っていた。
(Full-Count編集部)