菊池雄星、3年目の成長感じる6回3失点10K 「立ち上がりから自分のボール」

ジャイアンツ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
ジャイアンツ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

6回の同点2ランには反省「ああいうところで抑えていければ」

■ジャイアンツ 6ー3 マリナーズ(日本時間3日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのジャイアンツ戦に今季初先発。6回6安打3失点、メジャー移籍後自己最多タイとなる10奪三振の好投を見せた。初勝利はお預けとなったが試合後は「トータルでいうと良いバランスで投げられている」と語った。

 菊池は2点リードの6回1死一塁からロンゴリアに右翼席へ2ランを浴び同点に追いつかれ6回3失点で降板。最速97.4マイル(約157キロ)の直球を軸に移籍後自己最多タイとなる10三振を奪う力投を見せた。

 試合後は「オフシーズン取り組んできたことが出せたマウンドだったと思うのでいいスタートと言えるのですが、最後の2ラン。ああいうところで抑えていければ」と収穫と課題を口にした。自己最多タイの10奪三振については「自分のボールがしっかりと投げられた結果。ストライク先行で今日のような形でいければ」と振り返った。

 今シーズンは立ち上がり、試合中の修正ポイントを課題にしており「とにかくストライク先行で行くんだと言うことが今年の一番のテーマ。立ち上がりから自分のボールを投げられていた。トータルでいうと良いバランスで投げられている」と、手応えも得ている様子。

 特に6回に同点に追いつかれた2ランを悔やんだが「最後の6回は(自身の)最終回と分かっていたので何とかしたかったですが。抜け球でしたが全力で腕振った結果。最悪な結果になってしまったが勝負にいった結果なので、切り替えて精度上げていきたい」と、次回登板に意欲を見せていた。

(Full-Count編集部)

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