ダルビッシュと合意、カブス評価上昇「4年連続PO進出は十分」「WS優勝候補に」
6年総額で最大163億円、ダルビッシュがカブスへ
今オフFA市場の目玉となっていたダルビッシュ有投手の去就がようやく決着する見通しとなった。2016年のワールドシリーズ覇者・カブスと6年総額1億2600万ドル(約137億円)で合意に達したと米メディアが報道。出来高を含めると最大で1億5000万ドル(約163億2000万円)に達する可能性もあり、現在は身体検査の結果を待っている状況だという。これを受け、米メディアではカブスの躍進を予想する声も上がり始めている。
地元紙「デイリー・ヘラルド」電子版は「ユウ・ダルビッシュとの1億2600万ドルの契約で、カブスが再びナ・リーグ中部地区を指揮」との見出しで速報。「突如として、カブスのオフシーズンは疑問符から感嘆符へと変貌した」と伝え、「ローテーションはナ・リーグ中部地区最高であるように思える。カブスの4年連続ポストシーズン進出には十分なはずだ」と右腕の加入を高く評価した。
またESPNも「最後まで最高の投手との契約を温存、カブスがついにユウ・ダルビッシュと契約」と伝え、「ダルビッシュはジョン・レスター、カイル・ヘンドリックス、ホセ・キンタナ、そしてタイラー・チャットウッドを含むローテーションをに大きな変化をもたらすだろう」と日本人右腕が先発ローテを大きく強化すると予想した。
一方、「ユウ・ダルビッシュ契約:皆さま、ナ・リーグチャンピオンのカブスです」との見出しでレポートした地元紙「シカゴ・トリビューン」電子版では「ユウ・ダルビッシュと契約した点で優れているのは、彼らがプレーオフでダルビッシュと対戦する必要がないとういことだ」と指摘。「ナ・リーグチャンピオンから少なくとも、ワールドシリーズ優勝候補と言い換えるべきかもしれない」と報じた。
(Full-Count編集部)