有原航平、4回3失点でメジャー初黒星も指揮官は評価「出来は問題なかった」
中5日で筒香所属のレイズ戦に登板へ「4日間の休みの後に再びマウンドに上がる」
■パドレス 3ー0 レンジャーズ(日本時間10日・アーリントン)
レンジャーズの有原航平投手が9日(日本時間10日)、本拠地でのパドレス戦に今季2度目の先発し4回5安打3失点(自責2)でメジャー初黒星を喫した。試合後、クリス・ウッドワード監督は「出来は問題なかった。彼は4日間の休みの後に再びマウンドに上がる」と、次回登板が14日(同15日)のレイズ戦になることを明かした。
有原は初回を3者凡退でスタートを切ったが2回、3回はタイムリー、味方のエラーも絡み3点を失った。4回は無死一、二塁のピンチを背負ったが後続を打ち取り無失点と粘りの投球を見せ4回3失点で降板となった。
試合後、ウッドワード監督は「投手陣は本当に良いプレーをしたと思う。アリハラの出来は問題なかった。球の威力が弱まっていたので、確かに少し早く降板させることにはなったが。彼は4日間の休みの後に再びマウンドに上がる。今回短い登板だったから、次はフレッシュな状態で上がってくれることを期待する」と、次回登板でのメジャー初勝利に期待を込めた。
また、相手右腕のマスグローブがノーヒットノーランの快投を演じたが「彼はエリート級の変化球を備えている。前回の彼の登板を見て、少し心配だった。球がキレていたからだ。その時ほど調子が良くなければと願っていたんだが(苦笑)。彼には脱帽だ。明日は先発のパダックを打ち崩したい」とお手上げだった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)