ホークスキャンプにメジャー流“新兵器”が登場 柳田は「おもろかったっす」
メジャーで使われる「バックスピンティー」は「いい練習になる」
ソフトバンクの宮崎キャンプに一風変わった新兵器?が登場した。その機材がお目見えしたのは、キャンプ第3クール2日目の12日だった。全体練習終了後、室内練習場でバットを振る柳田悠岐外野手の前にそれは置かれていた。
一見すると、ティー打撃用のバッティングティーだが、少し違う。ティー部分が逆さに吊るされ、ボールが吸着するようになっている。そこにぶら下がったボールを、球界屈指のスラッガーである柳田が打ち込んでいた。
このシロモノ、「バックスピンティー」と呼ばれるもので、メジャーリーガーも愛用しているという触れ込みとなっている。これを使うことにより、ボール中央からやや下の部分を打ち、望ましいバックスピンや角度を付ける感覚を養えるものだという。
実際に試した柳田は「おもろかったっす。メジャーリーガーも使っているらしいですね、いい練習になると思います。置くティーよりも、よりバックスピンをかけることを意識できる」と話していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)