鷹のキューバ人新助っ人ロドリゲスが守護神に挑戦「抑えやりたい」 隔離期間明け入団会見
3月30日に来日し、2週間に及ぶ自宅待機期間が空けたアンディ・ロドリゲス
ソフトバンクのキューバ人新助っ人アンディ・ロドリゲス投手が14日、オンラインで入団会見を行った。最速153キロのストレートを武器とする右腕は「自分の投球で試合を終えるというのが好きなんだ」と、守護神の座を狙うことを目標に掲げていた。
3月30日に来日し、2週間の自宅待機期間が空けたロドリゲスはこの日からファームの練習に合流。コロナ禍で来日が遅れ、ようやく新天地のユニホームに袖を通し「率直に日本に来られたことが嬉しい。コロナの大変な状況ですが、自分がプレーすることに変わりはないので頑張っていきたい」と意気込みを語った。
最速153キロの真っ直ぐにスライダー、チェンジアップを持つキューバ代表右腕。まずは育成選手としてスタートを切るが、目指すは「抑えをやりたい」と守護神の座。「小さい時から抑えをやってきた。自分の投球で試合を終えるというのが好きですし、キューバのチームでも抑えをやっていたので、やってみたい気持ちが強い」と掲げた。
チームにはデスパイネ、グラシアル、そして同じく育成から球界を代表するリリーバーとなったモイネロと3人のキューバ人助っ人が在籍する。「キューバにいる時に3人と話す機会をもらってアドバイスしてもらった。2週間の隔離をまず耐えて乗り越えろ、そのあとは自分もチームの一員だということをしっかりと自覚してやらないといけないと強く言われた」と“先輩”たちからも助言を受けたことを明かしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)