DeNAが2年ぶり8連敗 “2ラン暴投”に三浦監督も憮然「力が入り過ぎたのか…」
指揮官は打線の組み替えも示唆「少し考えます」
■巨人 7ー2 DeNA(17日・横浜)
セ・リーグの最下位に低迷するDeNAは17日、本拠地・横浜スタジアムで行われた巨人戦に2-7で完敗し、2019年4月の10連敗以来となる8連敗を喫した。
先発の上茶谷は5回まで67球で1失点に抑えていた。5回までに84球を投げていた巨人先発の戸郷よりも好調に見えた。ところが1-1で迎えた6回、2死満塁で大城に対して投げた、カウント2-0からのカットボールがワンバウンドの暴投になり、捕手の嶺井が弾いたボールはファウルゾーンを転々。この間に一気に2者が生還した。その後も香月に3ラン、続く吉川にもソロを浴び、この回だけで一挙6失点と大きく崩れた。
三浦大輔監督は「上茶谷は1球1球気持ちを込めて投げていて、6回も2死までいったのだが、そこからのワイルドピッチは力が入り過ぎたのか…結果的にあそこが大きかった」と悔やんだ。その後の連続本塁打についても「切り替えることができなかった。(暴投で失点したところで)ゲームセットというわけではないのだから、なんとかしてほしかった」と苦言を呈した。
打線も初回のドラフト2位ルーキー・牧、7回の代打・戸柱のソロ2発による得点のみと振るわずに8連敗。指揮官は打線の組み替えなどについて「少し考えます。明日こそ頑張ります」と語気を強めた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)